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ALOS-2(陸域観測衛星だいち 2)

※ご購入については、「ご注文ページ」をごらんください。

ALOS-2(ALOS-2, Advanced Land Observing Satellite エイロス2:だいち2)について

「だいち2」は、「だいち」の後継機です。

 東日本大震災の発生時から働き続けていた「だいち」は、力が尽きていくように電力が低下しました。そして震災からおよそ42日後、ついに運用終了となりました。

「だいち2」は、「だいち」が搭載していたLバンド合成開口レーダーの機能に特化した観測衛星で、2014年5月24日に打ち上げられました。「だいち」よりも低い、高度およそ630kmの太陽同期準回帰軌道を飛行しています。「だいち2」には、CIRC(シルク)という赤外線センサーも技術実証の目的で搭載されています。

 2016年の熊本地震、2018年の北海道胆振東部地震などの観測は、「だいち2」のPALSAR-2(Lバンド合成開口レーダー)でおこなわれていました。

PALSAR-2による観測結果は、こちらからごらんください。

下の画像は、ALOS-2データの、身近な使い方です。

 埼玉県吉見町の丘の上に、松山城址があります。Googleの画像では木々におおわれて見えません。ALOS-2のPALSAR-2によるデータでは、地表の段差や遺跡が見えています。

では、木製模型キットの工作を、お楽しみください。

「ALOS-2(だいち-2)木製模型キット」には、下記の組み立て図が添付されています

 以下は、画像による「組み立て」の説明です。
(画像は、手順をわかりやすくするためのものです。組み立ての順番が、添付の「組み立て図」とは多少ことなります。
実際の作業は、「組み立て図」を参照してください)
 接着剤は、木工用ボンドを使用してください。完全に乾くまでに時間はかかりますが、透明になるので仕上がりがきれいになります。また複数のパーツを接着するときは、生がわきの状態になったところで形状を整えることができます。

 なお作業をはじめる前に、添付「組み立て図」の「本製品」について、または本ホームページの「模型シリーズ」にある「木製模型キットについて」をお読みください。

STEP1.

1. 台座の組み立て

2. SARアンテナの組み立て

まず楊枝をカットします

3. 楊枝の取り付け

上面(模様のある面に楊枝が出ないように注意

4. 楊枝の位置の調節

STEP 2.

5. 衛星本体前部の組み立て

6. 本体前部の組み立て

7. 太陽電池パドルの取り付け

8. 本体前部の各種パーツ取り付け

9. 本体後部の組み立て

本体後部の各パーツは、接合部がゆるめになっています。すき間のない寸法にすると、はめ込むのがむずかしくなるためです。また、板材の厚さにはわずかなバラつきがあり、それによってはめ込みがきつくなったりする場合もあるので、あえてゆるめにしています。

10. 本体前部の各種パーツ取り付

STEP 3

11. 本体前部と後部の接合

12. 本体とSARアンテナの接合

13. パーツの取り付け(完成)

※ 完成したら、全体にニスを塗って仕上げることを、おすすめします。