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ALOS-3(先進光学衛星だいち3)

※ ご購入については、「ご注文ページ」をごらんください。

ALOS-3(ALOS-3, Advanced Land Observing Satellite エイロス3:だいち3)について

「だいち3」は、「だいち」の後継機といったほうがいいかもしれません。

「だいち(ALOS)」は、地表の立体的な画像データを取得する「PRISM(プリズム)」、可視光から近赤外線までを取得するセンサーの「AVNIR-2(アヴニール2 )」、そして植物などを透過して地表面と地殻変動を観測するLバンドの合成開口レーダー「PALSAR(パルサー)」を搭載していました。

 その3つの機能のうち、Lバンドの合成開口レーダーに特化した「PALSAR 2(パルサー2)」を搭載しているのが、「だいち2(ALOS-2)」です。

 いっぽう「だいち3(ALOS 3)」は、「だいち(ALOS)」の「PRISM(プリズム)」と「AVNIR-2(アヴニール2 )」の機能をまとめて高度化した「広域・高分解能センサー」を搭載しています。「PRISM」に該当するパンクロ・バンドのセンサーは、地上分解能80cmです。「AVNIR-2」に該当するセンサーは、6バンドにもなっています。ようするに光学系に特化した観測衛星です。

 また注目したいのは、防衛省ミッションによる2バンドの赤外線センサーです。「だいち2」にも「CIRC(シルク)」という赤外線センサーが搭載されましたが、まだ技術実証目的でした。しかし「だいち3(ALOS 3)」では、本格的な赤外線による観測が可能になりました。ただし防衛省ミッションですから、赤外線による観測データはすぐには公開されるとは思えません。それでも地上の”熱”を自国の技術で観測できるのは、大きな発展でしょう。「だいち3(ALOS 3)」による熱赤外線のデータがいつか公開されるまで、Landsat 8 & 9 のデータで解析の練習をするとよいでしょう。

 では、木製模型キットの工作を、お楽しみください。

「ALOS-3(だいち3)木製模型キット」には、下記の組み立て図が添付されています。


訂正後の「組み立て図」です。


以下は、画像による「組み立て」の説明です。

(画像は、手順をわかりやすくするためのものです。組み立ての順番が、添付の「組み立て図」とは多少ことなります。実際の作業は、「組み立て図」も参照してください)

 接着剤は、木工用ボンドを使用してください。完全に乾くまでには時間がかかりますが、透明になるので仕上がりがきれいになります。また複数のパーツを接着するときには、生がわきの状態になったところで、形状を整えることができます。

 なお作業をはじめる前に、添付「組み立て図」の「本製品」について、または本ホームページの「模型シリーズ」にある「木製模型キットについて」をお読みください。

STEP1.

1. 台座の組み立て

 台座の裏側にボンドがはみ出さないよう、注意してください。

3.

4. 後部・筐体の組み立て

5. 位置に注意してください。

6. 筐体を輪ゴムで止めておきます。

7. 太陽電池パドルの取り付け

8. 太陽電池パドルの取り付け

9. シャフトの接着

10. 太陽電池パドルの取り付け

11.

STEP2.

12. 前部・筐体の組み立て

13. 前部・筐体の組み立て

14. 前部・筐体の組み立て

15. 前部・筐体の下面を接着

16. 広域・高分解能センサー部

17. 赤外線センサー部

18. 赤外線センサー部

19. スタートラッカ

20. 各種パーツ

STEP3.

21. 各種パーツ

22. 各種パーツ

23. 各種パーツ

24. 各種パーツ

25. 各種パーツ

26. 各種パーツ

27. 各種パーツ

28. 各種パーツ

29. 完成です。